2007 年
4 月
3 日
カテゴリ:子育て支援・女性
ひとりぼっち・ふたりぼっちでない子育てを
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●子どもに関わる機関はすべて連携し、子育てに安心感を――@
子ども虐待のニュースを聞くたびに、二重に悲しい気持ちになります。愛されるべき存在である子どもが暴力や無視を受け、命を落としたり傷ついたりしていること。そして、誰からもその暴力を止められなかった加害者である親の置かれた環境のこと。 そう思うのは私自身が初めての子育てで、遠く離れた実家の親のほかに、近所の方や保育園の先生、二重保育の保育者の方、そして友人にどれだけ救われたかを実感しているからです。 少子社会を迎え、赤ちゃんの存在は特別なものになりました。泣いたりウンチをしたり、可愛いけれど自分にとって「よくわからない」ものである小さな子どもを育てることは、育児雑誌に書いてあるようにスムースには進みません。周りがいろいろと教えてくれて、時には手助けしてくれたり、励まされたりするから親の気持ちも穏やかなものになるのではないでしょうか。 これは昔もそうだったのだと思います。私の祖母は今年95歳になりますが、大正生まれの母であった祖母も「初めての子のときは困ることもいっぱいあったけど、家族や近所の人がよく手伝ってくれて何とかやれたよ」と言っていました。初めての子というのが私の父ですが…… 戦前までは子育てが地域全体で見守られていた。お母さんが一人ぼっちで、あるいは若い母親と父親だけが二人ぼっちで子育てしているのはとてもつらい状況です。今、家庭の力や親の育児力の低下が言われますが、これは個人的な問題ではなく私たちの社会全体の問題でもあるという気がしてなりません。
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